本屋で感じたこと
昔から本屋が好きで、よくふらっと立ち寄る。
その日は東洋医学に興味を持ったので、とりあえず本を買ってみるかと本屋へ向かった。
検索機で「かんぽう」と検索し売り場へ向かうも、なんか思ったのとちがう。
「東洋医学概論」的な学術誌の売り場に来てしまっていた。
もっと「初めての漢方」とか「東洋医学のきほん」みたいなカジュアルな本はないかと
探していると、美容や健康など女性向けのコーナーに探していたような本が何冊かあった。
その本たちは妊娠・出産についての書籍や雑誌コーナーのすぐ横にあった。
不妊治療をしている身なので、あまり見たくないなぁと思いつつ眺めていると、
そのコーナーの棚の一角に「不妊治療」についての本が数冊あった。
2、3冊手にとってみたが、あまり私のタメになりそうな本はなかった。
ふと、なんで不妊治療に関する書籍たちが妊娠・出産コーナーに含まれるのか
不思議に思った。世間一般的に同じ括りに入るのは分かる。
だが、不妊治療中の人が「妊娠したら気をつけること」とか「妊娠中の食事」とか
「男の子の名前のつけ方」とかいう本を見たいはずがない。
しかもそういった本を買いに妊婦さんたちが集まる。
そんな場に妊娠したくてもできない自分がいること、
「この人は妊娠できたのになんで自分は、、」と嫌でも思ってしまうのでは?と思った。
しっかり嫌だなと思った自分に対して、何でもかんでも妊活に当てはめすぎると反省、、