ひとつよしなにっき

アラサーゆでこの日記(ぼやきと不妊治療について多めです)

今日の出来事(産休に入る人から言われたこと)

なるべく時系列で描こうと思っていたのですが、どうしても吐き出したいことが起こったので今日の出来事を書きます。

 

私の不妊治療歴

去年の6月から本格的に不妊治療を始めて、一通り検査をするも原因不明不妊と診断され、

途中何回かお休みを挟みつつ、タイミング法:4回、人工授精:5回 行ってきた。

今週5回目の人工授精をしたけど、精液検査の結果がよくなくて希望は薄そうだなぁという感じ。ここ3回、精液検査の結果がとても悪くて、ついに先生からステップアップした方がいいねと言われてしまった。(この話は別途書きます)

 

と言いつつ、6月にはステップアップすることを決めていた。

今通っているクリニックは人工授精までしかできないため、自宅から通いやすいかつ評判の良さそうな別のクリニックを予約している。6月時点で初診が10月まで埋まっていると、、4か月待ちの間、人工授精をしてみようと今に至る。

 

今日の出来事(職場の産休に入る社員さんとの話)

来月出産予定の社員さんが、2人目の産休前最後の出社ということで職場の人たちに挨拶していた。今の職場は、正社員であれば育休が3年間取れるらしい。3年後に帰ってきますと、全員に言って回っていた。(派遣の私には関係ないけど)

その人の旦那さんは海外勤務のため、出産後落ち着いたら海外生活になるとのこと。妊娠できるだけでも羨ましいのに、3年後に戻ってこれる職場があって、しかも育休中は海外で暮らせて、とても恵まれた人だなと思っていたら、夕方その人に話しかけられた。

派遣社員と正社員の違いって何?

・夫の出向が延期になったらやめるしかないから、自分も派遣で働く可能性がある

・だから派遣の働き方とかメリットデメリットを教えてほしい

・このままずっと派遣で働くの?

など、結構グイグイ質問された。

 

私は不妊治療に時間を割けるように派遣の働き方を選んだ。通院で急に半休をもらったりするので上司には伝えているが、職場の女性には誰にも言っていない。

「実は妊活していて、いつ何があっても対応できるかと思って派遣で働いています」と答えると、「私も妊活してた」とその人の妊活歴を教えてくれた。

いろいろ話してくれたが、まとめると自己流で数回タイミング取るも妊娠せず、勢いで行ったクリニックで内診してもらったら、ちょうど排卵日付近で急遽人工授精してその1回で妊娠したという話だった。「クリニックに行って人工授精するっていう方法もあるよ」とアドバイスをくれたのだが、心の底からどうでもよかった。その優しさ(お節介?)本当に必要ないですと言いたかった、、

こちとらすでに1年クリニック通っとるわ!人工授精も何回もしとるけど結果が出んのんだわ!

再来月にはステップアップする予定だわ!ズカズカ踏み込んでこんで!!

派遣で働き出して結構経つんだから、妊活うまくいってないこと察せんかね!?

と文句と愚痴を山ほど吐き出したかった。

 

冷静に考えると、その人にとってはタイミング数回とって、人工授精1回することもがっつり妊活した認識なんだろう、その人は私の事情も何も知らないのに、勝手に察してほしいとか言うのも傲慢だったなとか思えるのだが、やっぱりこの気持ちは全員に分かってもらえるものじゃないんだなと改めて思った。

かと言って、この気持ちや苦しみを分かってほしいとも思わない。私がどうしても欲しいものを簡単に手に入れた人たちにこんな話をしても「大丈夫!いつかできるよ!」しか言わないのが目に見えている。

 

こういう話を聞きたくなくて、勝手に傷ついて惨めな気持ちになりたくなくて、最近の人と距離をあけがちです。心のシャッター完全に閉じてしまっています。

 

妊活の話② 〜病院選びは慎重にするべき〜

昨年の春に夫の転職に伴い愛知に引っ越してきた。地元から一生出るつもりがなかった私にとって大イベントだった。

ちょうどそのタイミングで、生理が1か月こなかった。妊活を始めてだいぶ経っていたので、妊娠したかもと思い検査薬を使うも、真っ白。生理周期はずっと安定していて、1か月遅れた経験がなかったのでとても不安になった。当時はブライダルチェックぐらいでしか婦人科に行ったことがなく少し抵抗があったが、夫の勧めもあり一度通院してみることにした。

 

すぐに初診の予約ができた病院へ行くことにした。

予約時間前に到着していたが、30分以上待ってやっと診察室に呼ばれた。

「生理が1か月こないんですが、、」と無愛想な中年の医者に伝えると、すぐに内診台へ案内され、「もうじき来るだろうから、待っといてください」の一言だけで5分も経たず診察終了。私の話を聞く気は全くないようだった。その後も会計まで30分ほど待たされた。

 

不妊外来もある病院だったので、妊活の相談もできるかもと勝手に期待していた私が悪いのだが、もうちょっと寄り添ってもらえるものだと思っていた。

不安を解消するために勇気を出して通院したのに、結局何が原因なのかも教えてもらえず、医者にはそっけない態度を取られて、何をしに行ったのか、、

怒り、妊娠できない自分への焦り、悲しさ、虚しさを感じながら帰った。

 

帰宅後、その病院の口コミを見ると、診察してもらった医者に対する評価がとても悪かった。みんな同じ被害に遭っていたのか、、もっと下調べしてから行くべきだったと反省。

何も不安が解消されなかったのと、妊活を始めて1年ほど経つタイミングだったこともあり、評判の良いレディースクリニックへ行ってみることを決意した。

 

 

 

妊活の話① 〜頑張ってもうまくいかない〜

2021年の夏頃から妊活を行なっている。

妊活を始めたばかりの私は、避妊をやめればすぐに授かれると思っていた。周囲より早めに結婚した友達も、職場の先輩たちもすぐに妊娠していたから、それが当たり前だと思っていた。けど、妊活を始めて2年ほど経っても、まだ授かれずにいる。

 

同時期に結婚した友達たちよりも早めに妊活を意識していた。夫婦揃ってブライダルチェックを受けたり、基礎体温を測ったりルイボスティー葉酸サプリを飲んでみたり、身体を冷やさないよう腹巻をしたり、、(ちなみに今は基礎体温は計るのをやめたし、ルイボスティー葉酸サプリも飲んでいない)

 

これまでの人生、割と計画通りに生きてこれた。受験、就活はそれなりに努力して希望を叶えてきた。結婚も、ありがたいことに思っていたより早くさせてもらえた。自分が行動すれば、頑張ればなんとかなってきたけど、子どもを授かることはどれだけ調べて行動しても、どれだけ頑張っても自分の力だけじゃどうにもならない。

SNSでの妊娠・出産報告も増え始めて、気づけばインスタで赤ちゃんばかり流れてくるようになった。そんな周りの人と比べて、私の何がいけないんだ、なんで努力しているのに結果が出ないんだと勝手に焦って落ち込んでいたのでした、、

 

 

昼休みの過ごし方

今の職場は部署ごとに休憩時間が決まっており、一斉に休憩に入る。

フロアにいる女性たちは連なって食堂へ向かい、一緒に食事をするのがあたりまえになっている。

 

新卒で某保険会社に入社し、9時から17時まで電話が鳴り響く部署で働いていた。

世間一般の昼休み時間(12時〜13時)にしか電話が繋がらない人もいるため、

11時ごろから早めに昼休みに入ることもあれば、タイミングを逃して15時以降になることもあった。

昼休みは自分のタイミングで取れる時に取るのがあたりまえだった。

たまに同期や仲良しの先輩と時間を合わせてランチに出かけることもあったが、

基本的には休憩室で1人、弁当を食べていた。

好きな音楽を聴いたり、YouTubeを見たりして、午前中に荒んだ心を落ち着かせる。

職場が地元の中心部にあったため、少し歩けば商店街やデパートがあり、買い物に出かけることもあった。

 

「昼休み=1人で自由に過ごす時間」となっており、私はその時間が割と好きだった。

 

私のあたりまえの昼休みが、今の職場ではあたりまえではないようだ。

初めは周りに合わせて食堂に行くこともあったが、

今となっては連なって移動する女性たちを横目に、

コソコソとフリースペースへ向かい、1人弁当を食べている。

そのせいで職場の人たちとはいまだに打ち解けられていないが、

誰にも気を遣わずに過ごせる時間が落ち着くなぁと思う日々である。

本屋で感じたこと

昔から本屋が好きで、よくふらっと立ち寄る。

その日は東洋医学に興味を持ったので、とりあえず本を買ってみるかと本屋へ向かった。

検索機で「かんぽう」と検索し売り場へ向かうも、なんか思ったのとちがう。

東洋医学概論」的な学術誌の売り場に来てしまっていた。

もっと「初めての漢方」とか「東洋医学のきほん」みたいなカジュアルな本はないかと

探していると、美容や健康など女性向けのコーナーに探していたような本が何冊かあった。

 

その本たちは妊娠・出産についての書籍や雑誌コーナーのすぐ横にあった。

不妊治療をしている身なので、あまり見たくないなぁと思いつつ眺めていると、

そのコーナーの棚の一角に「不妊治療」についての本が数冊あった。

2、3冊手にとってみたが、あまり私のタメになりそうな本はなかった。

ふと、なんで不妊治療に関する書籍たちが妊娠・出産コーナーに含まれるのか

不思議に思った。世間一般的に同じ括りに入るのは分かる。

だが、不妊治療中の人が「妊娠したら気をつけること」とか「妊娠中の食事」とか

「男の子の名前のつけ方」とかいう本を見たいはずがない。

しかもそういった本を買いに妊婦さんたちが集まる。

そんな場に妊娠したくてもできない自分がいること、

「この人は妊娠できたのになんで自分は、、」と嫌でも思ってしまうのでは?と思った。

しっかり嫌だなと思った自分に対して、何でもかんでも妊活に当てはめすぎると反省、、

 

 

アラサー女、ブログ始めてみます

2022年の春、夫の転職に伴い地元を離れ愛知に引っ越してきた。

27年間地元から出たことがなく、一生出るつもりもなかった私にとってはまさかの出来事。

友達もいない、仕事も辞めてきたので同僚や知り合いもできず、ただ過ぎていく日々。

引っ越してから数ヶ月が経ち、なんとなく、自分にできることないかな〜、

誰かと何かを共有したいな〜と思い、勢いではてなブログに登録したものの、

自分の文章を世界に公開する勇気が出ないまま気がついたらアカウントを削除していた。

 

今は派遣社員として働きながら、不妊治療を行っている。

クリニックに通い始めて1年ほど経つ。

何の苦労もなく(ないように見えるだけかもしれない)妊娠出産していく地元の友達と、

何も状況が変わらない自分を比べて勝手に焦り、意味もなく悲しくなったり、

自分を責めたりすることに疲れてしまった。

そもそもこの年代の女子って生きづらくない?

結婚、出産、キャリア、どれかを選択しないといけないのか?

すべてをバランスよく計画的に進めることって不可能じゃない?

とか、漠然とした不満や不安を感じることが増えた。

「30代は楽しいよ」という話をよく聞くが、私は心の底から疑っている。

 

漠然とした将来への不安から、何かしなければと思うけど

たいした学歴もない、スキルや資格・特技もない、おしゃれな写真も撮れない

私に何ができるかと考えた時に、書くことはできるかもしれないと思った。

アラサーならでは(?)の悩みやぼやきを吐き出したくなった。

文才も何もないけど、とりあえずブログ始めてみます。